学生の方が節約上手?仕送り減でも暮らしは豊か【連載第40回】

コラム40長引く不況で
下宿生への仕送りも減らさざるを得ない親が多く、
6年連続で仕送り額は下降し続け、
今では月70,000円を切っているそうです。

家賃の平均額が50,000円台なので、
食費は20,000円以下。

もちろんアルバイトをしている学生がほとんどですが、
不況は学生アルバイトの雇用にも当然影響を及ぼしますから、
平均賃金は月20,000円となっており、けして裕福とは言えないでしょうね。

しかしながら当の学生は結構優雅な暮らしぶりをしているとの声があがっています。
そこには節約主婦もびっくりの節約テクニックがあるようです。

1)学割は徹底利用

学生証を常に持ち歩いて、
施設の入館料や切符代など学割が利くものは徹底して使いましょう

定期代もバイト先から通勤費がもらえるようであれば、
休日によく行くエリアなどを含めた範囲の定期を買っておくと便利です。

また医療費も大学によっては
大学内の保健センターを利用すれば診察費無料で、薬までもらえるところがあります。

2)時間を有効に使う

バイトもなくて暇な日には図書館に行きましょう
高額な学術書も無料で読み放題です。

読むのは良くて自習は禁止されているところも多いのですが、
一日同じ本を繰り返して読めばかなり頭に入るので、
帰宅してからレポートを書けば結構モノになっています。
こうして本代を節約します。

夏は何より涼しいところで1日過ごせるのもいいですよね。
無駄な電気代の節約にもなります。

週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画NARUTOの岸本斉史先生も、
「家にクーラーが無かったから」という理由で図書館に通い詰めていたそうです。

3)持ち寄りで助け合い

外食はせず3食自炊するのは食費節約の初歩の初歩ですが、
冷蔵庫の食材が乏しすぎてまともな料理が作れないという場合があります。

そんな時は同じ境遇の友人とネットワークを駆使して食材持ち寄りパーティをしたり、
余っている食材を物々交換するとかなり助かりますよ。

また、こうしたネットワークは食べ物だけの助け合いで終わらず、
バイトのピンチヒッターなど情報収集にも役立ちます

高額な家庭教師にはじまり、
まかないつきのバイトや期限切れ廃棄弁当をこっそりもらえるコンビニバイトなども、
こうしたコネクションから紹介してもらえる率高しです。

それに一番お金がかかる家賃に関しても、
共同生活がうまく出来そうな相手とルームシェアすることでかなり抑えることが出来ます。
ただし共同生活はその分自由がなくなるので、彼氏彼女のいる人は難しいかも。

でも極端な話、
彼氏彼女と同棲して費用をお互いに節約するって方法もありですね。
とはいえ同棲はどうしても女性の負担が大きくなりがちなので、
そのへんはよく考えてから実行しましょう。

学生のあなたは、
「学生だからこそできる節約術」をどんどん実行していきましょう。

【2013年8月30日 13時15分】

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