家電でやるべき節約テクニック、主婦必見【連載第55回】

コラム46最近の家電は元々省エネモードに設定されているものが多く、
そんなに電気代を使わなくてもよくなっていますが、
かといってまだまだ使えるものを買い換えるのはもったいないし、
今使っている家電で節約したいと思っている方も多いことでしょう。

そんな方々のために、
今出来る節約テクニックをご紹介します。

1)待機電力を徹底カット!

家電のコンセントをさすのは原則「使う時だけ」です。
面倒だからといって差し込みっぱなしにしている家電、多いのではないでしょうか。

炊飯器は炊く時だけ。
炊き上がったらすぐ食べる分以外はラップに一膳ずつ小分けして包んで冷まし、
熱が取れたら冷凍庫に入れましょう。

食べる時に解凍してあたためれば保温機能に電力を使わなくて済みます。
それに保温しっぱなしだとお米が糖化して黄色く硬くなってしまうので美味しくないですよ。

湯沸しポットも保温機能は使わず、
その都度要る分だけを沸かすほうが経済的ですし、
お湯の中の酸素がなくなるので同じ水を何度も沸かすのは美味しくなくなるのです。

洗濯機もコンセントを入れるのは洗濯する時だけで十分です。
風呂水ポンプも便利ですが、あれも電気で動くのでお風呂と洗濯機の距離が近い場合はバケツで残り湯を移すのもいい運動になりますよ。

2)冷蔵庫の冷気節約!

冷蔵庫の開閉は出来るだけ少なく、それも素早く行いましょう。

冷蔵庫内にカーテンをつけるというテクニックが流行りましたが、
ドア側に入れるものが冷えにくくなるので、
腐りやすいものは絶対にドアポケットに入れないように注意が必要です。

また、冷蔵庫の中は詰め込みすぎると冷却効果が低下するので、余計な電力を使うもとです。
余裕を持って整理して入れるようにしましょう。

しかし冷凍庫は反対にものを隙間なく詰めたほうが冷却効果が高まるのです。
これは凍った品物自体が保冷剤の役割を果たして相乗効果になるためです。
冷蔵庫にいれるものもいっそ冷凍保存したほうが長持ちするし電気代節約にもなるかもしれませんね。

3)エアコンは冬も節電!

夏はやたらと意識して節電していたエアコン。
冬の暖房も同じ意識で取り組みましょう。

日当たりがいい日中はコンセントから電源を抜いて、冷えてきたらコンセントを入れて使いましょう。
エアコンの電源は高い場所にあるので面倒に思うかもしれませんが、
こうした手間を惜しまないことが節約のコツでもあります。

設定温度は夏ならば高めに、
冬ならば低めにして、扇風機をまわすほうが電気代は安く、
空気をまんべんなく部屋にいきわたらせることが出来ます。

そしてエアコンのフィルター掃除はこまめにしましょう。
誇りが詰まっていると無駄な電気を食います。

また、エアコンやテレビのリモコンの中にある乾電池も節約可能です。
使い捨てのものではなく、充電できるエネループタイプを使えば何度でも使えますよ。

そしてTVやビデオ・DVDなどの録画機能がついている家電は、
主電源を切るとタイマー設定が無効になるおそれがあるので注意してくださいね!

家電の節約テクニックを駆使して、無駄な電気代を節約しましょう♪

【2014年9月2日 13時05分】