朝の10分でOK!食費を減らすお弁当の作り方【連載第58回】

コラム46節約といえばまず食費を減らす、というのが定番ですが、
お弁当を作るとなると結構手間隙がかかったり、
わざわざ弁当用にと冷凍食品を買う羽目になったりと、
時間とお金を結構無駄使いしてしまいがちです。

朝のお弁当作りの時間を10分に短縮して、
なおかつ食費も節約できるポイントをご紹介しましょう。

1)お弁当のおかずは夕飯の余りものを活用!

鶏の唐揚げやとんかつ、コロッケなどの揚げ物を晩御飯のおかずにする時は少し多めに作って揚げておき、卓上に寝かせて置いたフリーザーバッグに重ならないように並べて入れます。

コツはジッパーをストローが入る分だけ開けて閉じ、ストローを使って中の空気を吸い出して、真空パックに近い感じにします(空気が残っていると酸化しやすいため)。

使う時にはレンジで半解凍した上で、トースターで軽く焼くと揚げたての風味が蘇ります。
この時、トースターにくしゃくしゃとしてから広げたアルミホイルを敷いておくと、余分な油が取れてホイルにもひっつきません。

また、急速冷凍したほうが味わいは保ちやすいので、早く凍るように大きさは小さめにしておくことが大事です。

2)ソースものはカップを活用!

レンジOKの小さなカップに多めに作ったミートボールやミニハンバーグを入れてソースも一緒に入れて冷凍しておけば、レンジでチンするだけでそのままお弁当に詰められます。

このカップはコーンとバターを入れて凍らせておき、レンジでチンすればバターコーンが出来たり、茹でてから凍らせたほうれん草、かぼちゃなんかも使いやすいですね。

きんぴらごぼうやひじきの煮物なんかも大目に作ってはこうしたカップに小分けして冷凍しておくと大変便利です。

3)焼き物・炒め物も数分でOK!

玉子焼きは手間がかかる出汁巻きなどではなく、砂糖または塩を入れてスクランブルエッグにするのが楽ですしすぐ焼けます。

また昨夜のうちに薄切り肉・玉ねぎ・にんじん・ピーマンなどを刻んでおき、さっと炒めながら焼肉のたれで味付けすれば、あっという間にスタミナ焼きが出来上がります。

もちろん出来合いの冷凍食品が半額などの安い日に買い込んでおいて、何品かうまく使うのも飽きが来ない秘訣です。

節約弁当とはいっても、やはりおかずにバリエーションや彩りがないと開けた時寂しいですよね。ここでご紹介したようなことをうまく活用して、楽しく節約お弁当を作ってみてください。

【2016年03月31日 13時53分】