エコカーいらず!ガソリン代を抑える運転法【連載第06回】

エコカー原油価格の上昇を反映して、ガソリン店頭価格も小幅ながらも値上がりの様相を呈してきました。
夏休みには遠出をする事が多いので、ガソリン代は少しでも節約したいですよね。

実は運転方法を少し工夫するだけで、ガソリンの消費を抑えることが出来るって、ご存知でしたか?
運転方法と言ってもなにも難しいテクニックはいりません。
誰でもできることばかりです。

1)スピードを出しすぎない

スピードを上げればその分ガソリンも消費します。
スピードレーサーではないのですから、何も早く走る必要はありません。
経済速度といわれる60キロ前後を心がけましょう。

2)急加速はしない

走行中にアクセルを急に踏み込むと余分なガソリンを消費します。
ゆっくり踏み込むようにしましょう。
一番ガソリンを消費するといわれる発進時においても、アクセルをゆっくり踏み込むことでガソリンの節約が可能です。

3)エンジンブレーキをうまく使う

ブレーキを何度も踏むこともガソリンの無駄遣いになります。
それよりも走行中にアクセルを離す=エンジンブレーキをかけることで燃料を使わずに済みます。
徐々に速度を落として、最後にフットブレーキをかけるなど工夫をしましょう。

4)アイドリングをしない

以前はアイドリングストップをして、まもなくエンジンをかけ直すと部品が痛むとかとか言われたこともありましたが、今やアイドリングストップは環境保護の点からも常識になっています。
ただし寒い冬の時期や、エンジンがまだよく温まっていない時点でアイドリングストップを行うと、ガソリンの消費と共にセルスターターやバッテリーに悪影響を及ぼすので控えたほうがいいでしょう。

5)タイヤの空気圧に注意する

タイヤの空気が減っていると抵抗が増えるため、余計なガソリンを消費してしまいます。
まめにチェックしておきましょう。

6)トランクに余分な荷物を置きっぱなしにしない

ついつい面倒だからといろんなものをトランクに入れっぱなしにしている人が多いですが、
その分ガソリンを消費してしまいますので、必要最低限なものだけ入れるようにしましょう。
またガソリン自体も重くなる原因ですので、
給油の際も満タンではなく20リットルとか、半分くらいをめどにしたほうがいいですね。

7)カーエアコンも控えめにする

エアコンを強めれば当然ガソリンも消費しますので、弱めにしたり窓を少しずつ開けて空気の流れを作ればけっこう涼しくなります。

このようにちょっとしたことをいろいろ工夫すれば、簡単にガソリン代を抑えることが出来ますよ。
出来る事はぜひ実践してみてくださいね。

【2012年8月15日 17時49分】

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