もし、返済が遅れてしまった場合は…
キャッシングやカードローンの返済は、契約した金融機関や銀行によりますが、通常
★毎月の指定日返済
★35日ごとの返済
といった、毎月決まった期日で返済をしていきます。
毎月の返済額は、
返済方式により異なりますが、
借入れ残高に対して、最低返済額が設定されています。
この最低返済額よりも多めに返していくことで、元金を減らす事ができますが、
最低返済額ピッタリの支払いとなると、ほぼ利息分に当てられてしまうので、
一向に返済額が減る兆しが見えない…といった事に成りえますので注意が必要です。
最低返済額よりも1円でも多めに。
これが返済の基本です。
この返済が万が一、滞ってしまった時はどうなるのでしょうか?
そして、どうしたら良いのでしょうか?
こちらのページではそのリスクと対処法などをご紹介します。
返済が遅れてしまった場合・・・どうなるのか?
主に、3つのリスクがあげられます。
- 個人の信用情報に<事故情報>として記載される。 延滞や滞納の期間が長ければ長いほど、確実に<事故情報>として記載されます。
- キャッシング、カードローンの<利用停止>。 延滞中は、延滞した金融機関からの追加の借入れ等はできなくなります。
- <遅延損害金>の支払いが必要に。 返済日を過ぎてからの入金(返済)は、
いわゆる「ブラック」と呼ばれる状態となり、
追加の借入れはもちろん、
信用が無いと判断され、他社の審査に通りにくくなり、借入れが難しくなります。
⇒ 信用情報に関しての知識はこちら。
延滞や滞納が長引くほど、新規の借入れは不可能となり返済のみしかできない状態になることも。
毎月の返済額にプラスして、遅延損害金の支払いが必要になります。
どれくらいなのか?
多くの金融機関が、借入れ残高に対して、年率20.00%を遅延損害金としています。
ひとつ目の、
★個人の信用情報に<事故情報>として記載される。
という項目に関しては、
「1日の延滞ですぐに登録!」という訳ではなく、
入金忘れや、引落し口座の不足といった「うっかり延滞」は大目に見てくれるところが多いようです。これはとてもありがたいですよね。
ですが、もちろん「3日も4日も延滞しっぱなし。」というのは大変危険です。
相手に悪い印象を与え、信用を無くしてしまうパターンです。
ここでポイントなのが、
「延滞に気付いたら、すぐさま連絡を入れる事!」です。
もちろん、「まだ1日延滞だしいっか?」ではなく、「すぐさま」です。
延滞理由と、いつまでに振り込めるのかを伝えることによって、
信用を失う事を回避することができます。誠意をもって連絡をしましょう。
返済が遅れてしまった場合・・・対処法は?
- <すぐさま>連絡をする。 「うっかり忘れてた…!」
- <すぐさま>支払いをする。 「うっかり忘れ」の場合は、すぐに入金をしましょう。
- <無視>は最大の悪。 キャッシングやカードローンは、「借りたお金」です。
できればうっかりも無くしたい所ですが、
万が一期限を過ぎていた場合は<すぐさま>連絡をしましょう。
もし、前もって支払いが遅れそうな場合は、
<分かった時点>で連絡を入れておくとGOOD。
どう支払うかの相談ができて、
返済日を延ばしてもらったり、一先ず利息だけの支払いや、
金融機関によっては、翌月まで延ばしてくれたりと柔軟に対応してくれる事もあります。
期日を延ばしてもらえた場合も、
お金の用意が出来たら、すぐに支払うことが大切です。
後回しにすればするほど、遅延損害金も増えてしまいますし、
あなたに対する印象が悪くなり、信用もどんどん減っていってしまいます。
自分が友だちにお金を貸した立場の場合、
「○○までに返すからね?」と言われて、
期日を過ぎても一向に連絡が無い。むしろ連絡も取れない。
…なんて事になったら最悪ですよね?怒りさえ湧いてきます。相手に対する信用はガタ落ち。
それと一緒で、
自分の信用を、自分で無くす上、上記で紹介したリスクを負う事になります。
もし、返せない事が分かっているなら、「借りない」ことが第一です。
いかがでしょうか?
「もし返済が遅れたらどうなるんだろう…」
と思っているあなたは、
上記の内容をしっかり納得した上で申込みを行ってくださいね。
実は、うっかり…以外に、延滞・滞納の<大きな原因>があります。
「うっかり…」以外の延滞・滞納の理由として、
★借り過ぎて支払いが困難になってしまった。
という事が挙げられます。
現在は、法律で総量規制が適用されている為、
消費者金融や信販業者からの借入れは、年収の1/3までしか借りれなくなっているので、
「人生をあきらめるほどの借金を抱えてしまった」という事態は避けられますが、
気を付けないといけない事があります。
それは、
★返済をするために、他の金融機関で借入れ⇒返済を繰り返す。
これは絶対やってはいけない事になります。
気付いた時には利息が膨れ上がり、
借金額が増えすぎていてどうにもこうにも身動きできない状態になっていた…。
こうなってしまった場合、最悪「自己破産」何て事も。。
自己破産について詳しくはもし、多重債務に陥ってしまったら?で紹介していますが、
そもそも、
★返せないお金は借りない。
これにつきます。
CMでもよく目に(耳に)しますが、
借り過ぎには十分注意をし、収入と支出のバランスを考えて、無理のない返済計画を。
これは本当に大切ですので、
借り入れ前に自分の収入や支出をしっかり把握して
「どれくらいまで使える」「毎月の返済額はこれくらいなら支払える」等、
先に具体的な数字を出しておくと、「気付いたら大変なことに…」といった状況を回避できます。
<借り入れ前に読んでおきたい「貸金業法」はこちら>
■ 貸金業法について(総量規制について) (日本貸金業協会のHPへ移動します)
■ 金融庁/改正貸金業法・多重債務者対策について (金融庁のHPへ移動します)
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不払いが発生した場合に予想される事態
★金銭的影響(手数料の発生や利息の引き上げがあるかどうか)
★回収業務
★クレジット スコアへの影響(可能性)
★契約更新に関するポリシー情報(自動更新かどうか、更新に手数料がかかるかどうかを含む)
などについては、
各社のHPにて、必ず詳細を確認してください。
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貸付条件をしっかり確認して、ご利用ください。