自宅でできる、手作り化粧水で化粧品代節約【連載第59回】
化粧品ってほんと高いですよね。
たしかに肌に良い材料を使ってるから高いのだろうと思うのですが、でも価格のほとんどは宣伝広告費って噂も聞くと、なんだかもったいないような気がしてきます…
そこで!いっそのこと基礎の基礎になる化粧水だけでも自分で作ってしまえ!と思ったのです♪
それに考えようによっては、自分で作った化粧水なら余計な成分は入らないから安心ですよね。
それに何より、自分の肌質や好みに合ったテクスチャーや香りにできるっていうのが魅力だと思いませんか?「でも手作り化粧水って難しいのでは?」とご不安な方、実はとてもお手軽に作れるんですよ。
それでは本当に基本的な化粧水の作り方からご紹介しますね!
1)入門編:基本の化粧水
化粧水に求める効果は何といっても「保湿効果」ですよね。
それを果たしてくれる成分がグリセリンです。
グリセリンは薬局や東急ハンズなどでも入手できます。
価格は一本500mlで1,000?1,500円程度です。ただし一回に作る化粧水に使うグリセリン分量は小さじ一杯程度なので、たっぷり長持ちしますよ。
そのグリセリン小さじ一杯に対して精製水(薬局・ドラッグストアなどで一本500ml100円程度)95mlを入れて、よく振って混ぜ合わせればもう完成です。簡単でしょう!?
2)応用編:アロエ化粧水
ニキビなど肌悩みのある方におすすめなのが、アロエを配合した化粧水です。
生のアロエの葉(10?15cmくらい)をよく水洗いしてトゲ部分を包丁で取り除き、スライスします。
それを精製水50mlとグリセリン小さじ2分の1とよく混ぜれば出来上がりです。
人によってはアロエでもかぶれることがありますので、まず腕の内側などでパッチテストをしてから顔につけてみてください。
また生のアロエでなくてもアロエエキス(無添加)を使っても簡単に作れますね。
アロエエキスの配合は、エキスの濃度によっても違ってきますから少しずつ足していって好みのとろみ加減を確認してもいいですね。
3)上級編:香料入り化粧水
精油(エッセンシャル・オイル)と希釈油(キャリア・オイル)を配合して、保湿効果を上げると共にアロマテラピー効果を得ることが出来ます。
ハーブ系や柑橘系、フローラル系など好みの香りの製油を選び、ホホバオイルやグレープシードオイル、オリーブオイルなどで希釈し精製水と混ぜて化粧水にします。
配合割合は様々ですが、一般的に精油3滴に希釈油5ml、精製水45mlくらいですね。
精油は原液のままだと濃度が高すぎて肌に浸透しないので、必ず希釈しましょう。
いずれの場合も気をつけることは、清潔第一です。
容器などは煮沸消毒できるものがいいし、材料や出来上がった化粧水は必ず冷蔵庫保存すること。防腐剤が入っていない無添加なので腐りやすいし変質しやすいのです。
一度にたくさん作らず2週間くらいで使いきれる量をこまめに作ることです。
【2016年04月01日 13時46分】