あなたの通帳残高が増えない理由、収支を見直し!【連載第61回】
毎月毎月「今月こそは貯金を!」と思うのに、給料日前の通帳残高が限りなくゼロに近い人、多いのではないでしょうか。
そんなに使ってるつもりはないのに、なぜかお金が残らない…こんな方は、収支をきちんと見直すべきです。
「家計簿とかつけるの苦手…」という人も、
まずは難しく考えず、買ったもののレシートをノートに書き写す、あるいはパソコンのエクセルやワードに打ち込むことからはじめてみましょう。
買ったものを「把握する」ことが以外と大切!
すると不思議なことに、食料品などは同じ品でもどこのスーパーでどの時期(特売日や時間帯含め)で買うのが一番安いかということが、頭に残るようになります。
また「これ、もうないと思ってたから買ったけど在庫があった!」ということもなくなります。レシートを再確認することで、無駄な出費が防ぎやすくなるのです。
1日に使える金額も「決める」と吉!
また一日当たりに使う金額の目安(1,000円とか2,000円とか)を決めておけば、オーバーした場合は翌日の夕飯はあるもので工夫しようとか、買い物を控える意識がつきます。
そしてお給料をもらったら、その月の固定費は先にわけておき(項目ごとに用途と金額を書いた封筒などに入れておくなど)、絶対使わないようにします。
またその固定費も本当に支払う価値があるかを再チェックします。
新聞を取ってても何日も読まないまま溜まってたら無駄ですし、今はインターネットで大概の情報は得ることが出来ます。生命保険も必要最低限に絞りましょう。
そして月末近くなって「米がない!」と慌てることも多いので、お米代もとっておきましょう。お米さえあれば何とかしのげます。
女性のあなたができることは…
女性ならついつい予算オーバーしがちな衣料費も、買う前に「この服を着る機会がこの季節に何回あるか」を考えると少し歯止めが利きますよ。
またクローゼットの中に吊るすその季節に着る服を何着まで、と決めておき、新しい服を買う時は一番着なくなった服を捨てるのではなくリサイクルショップに売ることにします。
何万もした服が数千円、あるいは何百円で買取されるショックを味わうと服を買うのがむなしくなります(笑)こうして無駄とまでは言わなくても、余分な買い物を控えるくせをつけて行くと同時に、「○○のために」と目標を決めて毎月必ず一定額を貯金します。
「余ったら貯金」ではなく、お給料をもらったら一番先に貯金をするのです。
ただし「結婚費用」という目的で貯めていると、失恋した際に自棄になって使ってしまったり、相手がいない際に「結婚できるかどうかわからないのに…」とむなしくなって貯めるのをやめたりとかしやすいので、別の目標を決めて貯金をしたほうがいいですね。
【2016年04月04日 14時26分】