生活スタイルを落とさずにできる節約術【連載第17回】

生活節約しよう!と意気込んで頑張るものの、すぐに挫折してしまう人の共通項、わかりますか?それは今までの生活スタイルをガラリと変えて節約に挑んでしまうことなんです。

酒や煙草はやめて、外食は一切なし。手作り料理にお弁当、クリーニングも出さず、全部自分で手洗いにアイロンがけ。好みの洋服や靴を買うのも我慢。車は売って徒歩やバス、電車を使うとか。

でも、それって「我慢」を自分に強いることでもあるので、かなりストレスがたまるんですよね。で、だんだんイライラして「なんでこんなに無理しなきゃいけないんだ!」って自棄になって挫折する。
そう、好きなことや楽なものを完全にやめてしまうのはとてもストレスがたまります。

やめなくてもいいんです。
ただ、ちょっとその量を減らしてみませんか?

例えば、こんなちょっとした事でいいんです!

お酒や煙草も一日に飲む量を制限するとか、または何日か置きにする。外食も月に一回ちょっと豪華にするとか量を多めにするとかして満足感を感じるようにする。人間、一回の食事でそうそう大食いは出来ないので、頻繁に外食するより一回で豪華にするほうが絶対安上がりになります。

好みの洋服や靴は新品でなく古着で、それもネットオークションで安く手に入れましょう。ポイントが貯まるような買い方をすればさらに得になります。洗濯は干す時にパンパンと手で叩いて、形を崩さないように干せば結構アイロンは不要です。手洗いと言っても洗濯機で「弱」や「ドライ」「ソフト」モードで済みますから楽ですよ。

女性の場合は化粧品代が結構かかると思いますが、これもサンプルをもらって使えばかなり浮かせることが出来ますし、新商品のモニター無料キャンペーンはネットでしょっちゅう募集してるので、まめにチェックして申し込めば助かりますよ。

車は売って維持費や車検代をなしにして、必要な時だけレンタカーやカーシェアリングすればすごく安くなります。そして披露宴やパーティといったイベント出席時には、新しい高い服を買わないでこれもレンタルで済ませば十分です。自前かレンタルかなんてそうそうわかるもんじゃないのですから。

同様に、買わなくてもすむものを見回していけば、かなり節約できますよ。たとえば新聞・雑誌・単行本に文庫本も図書館で全部読んだり借りることが出来ます。CDやDVDもそう。今まで外出してた休日を、こうして借りてきたカルチャー資料を自宅で吸収する時間にあてればかなり余計な支出を減らすことが出来るのではないでしょうか。

身近なちょっとした事から、ストレスを溜めずに行えば生活スタイルを落とさずに節約が可能です。あなたも早速試してみませんか?

【2013年1月15日 18時34分】