その引越代高すぎない?安く引っ越せる時期とは?【連載第11回】
引越し業者の競争も激しくなって、昔に比べればサービスも向上したし、引越し代もずいぶん安くなったものです。
でも新生活を始める時期にはお金は少しでも節約したいもの。
引越し代を安く抑えるにはこんな知識がお役に立ちますよ!
今日は引っ越しの節約術についてのお話しです。
1)引越し時期を選んで安くする
引越し業者が一番忙しい時期は3月から4月です。
年度の変わり目ということで会社勤めの方は人事異動が最も多い時期ですし、学生も卒業?新入学、入社に合わせて引越しをする時期です。
また、4月1日に辞令が発表される会社では、旦那さんだけ新赴任地で1ヶ月ほどホテルまたはウィークリーマンションに住んで、家族はゴールデン・ウィークに引越しをして新居に一緒に住む、というケースも多いようですね。
また夏休み期間中も「子供が休みの間に転校を」ということで多くなります。
そして半期の区切りである9月から10月も人事異動が多いので、
春ほどではありませんが引っ越し件数は多いです。
10月から11月のブライダルシーズンも結構忙しいですね。
こうした時期は引越し業者もあせらなくても受注が入るため、そうそう安売りはしません。
あまり値引きを求める客だと、強気に断ってくる業者もいるくらいですから、できればこれらの時季をはずして、しかも平日に依頼すればかなり安くなります。半額ということも不可能ではありませんよ。
2)自分で出来ることは自分でして安くする
「引越し楽々おまかせパック」というコースは自分で詰めたい物だけ(大事なものとか下着など触れられたくないもの)詰めて、後は本当におまかせなので楽は楽です。
私自身も子供が引っ越し直前に病気でずっと寝込んでいたのですが、このパックだったためすごく助かりました。
ただしこのパックは高いうえに、
ひとつひとつのものをていねいに梱包してくれるため時間がすごくかかります。
前日の午後から来てもらって、翌日も朝から夕方までかかりました。
その後で不動産屋さんのチェックがあったので、引越し先についたのは夜遅く。
おまかせとはいえ一応何かあれば対応できるように家には居なければいけないし、かといって何をするでもないのでかえって疲れました。
夫の会社が手配した引越しだったので支払いも会社任せでしたが、自分で選べるなら絶対お任せは選びません。お金と時間の無駄です。
早めに荷物を少しずつダンボールに入れていったほうが、当日あっという間に運び出せて楽です。
それにダンボール自体も何も新品である必要はありません。
スーパーからもらってきてもいいし、引越し業者に「中古のダンボールを頂ければ自分で詰めますから。新品じゃない分安くして下さい」と値引き交渉のネタにできます。
3)他社との競合見積だけでなく自社見積も競合させて安くする
今はネットで一括見積も出来ますし、数社相見積するのは当然です。
さらにそれだけではなく、過去に自分がその引越し業者を使った時の金額や、友人などが使った時の金額も引き合いに出せば「リピーター」「紹介」ということでかなり安くしてもらえる可能性があります。
実際に私は独身時代の荷物が少ない引越し金額と、結婚後の荷物が多い引越し金額を「リピーター」ということで同じ金額にしてもらえました(引越し距離も同じくらい)。
「友人からここなら安くて親切、この金額でしてもらったと聞いて…」と引越し会社の値段だけでなく対応を褒めるのもコツですよ。
【2012年9月27日 12時22分】