食費は1ヶ月1万円、安くて美味しい節約レシピ【連載第33回】

コラム33テレビのいきなり!黄金伝説の「1ヵ月1万円生活」は人気番組ですが、あのレシピを自宅で再現して本当に1ヵ月1万円の節約生活にチャレンジする人が増えています。
しかし激安店が近くにあればいいですが、実際はなかなか食材もうまくは手に入りません。

というわけで1ヵ月1万円を目標にできるように、節約のコツや安くて美味しい節約レシピをご紹介しましょう。

1万円で過ごすための準備?お米編?

まず食費の内訳ですが、主食であるお米はしっかり抑えておきたいところです。
夫婦だけの2人世帯と考えて、お米は5kgは欲しい所ですね。足りない分はパスタやうどん玉、乾燥麺などを活用します。お米はスーパーによって値段に違いがありますので、周辺のスーパーでどこが一番安く買えるのかチェックが必要です。でも実はドラッグストアで売っているお米が結構安く購入できるのでドラッグストアも忘れずにチェックしましょう。

まずお米代の2,000円を1万円から差し引いて、8,000円残りますから、30日で割ると一日のおかず費用はざっと260円ということになります。これもパスタなど麺類を補充することを考えれば250円を目指したほうがいいですね。

1万円で過ごすための準備?食材編?

そして食材ですが、いくら節約生活と言っても栄養のバランスは必須。肉と魚と野菜はしっかりとりましょう。そのためには徹底してスーパーの激安情報をチラシ等で入手することと、生ものの閉店間際赤札半額チェックは欠かせません。

主婦の方なら開店と同時に入店して、前日の売れ残り見切り品が半額で売られているのをGETするのもおすすめです。ここで大切なのは、20%や30%引きには手を出さないこと。買うのはあくまでも半額です。

肉の種類も牛肉は高いので、安い豚肉のこま切れ肉か鶏肉の胸肉がおすすめです。
ひき肉は傷みやすい為、よく見切り価格になるので買いやすいですね。買って来た肉はすぐに一食分ずつに仕分けして、なるべく薄く延ばした状態でひとかたまりずつラップに包みます。パック容器のまま冷凍するよりこうして冷凍保存したほうが空気に触れて劣化しにくいし、解凍もすぐ出来ます。
魚も同様に小分けします。はらわたや血はしっかり抜いてからラップして冷凍しないと生臭くなりますからご注意を。

そしてかさ増しの強い味方といえば「もやし」と「おから」です。おからは豆腐店ならタダでくれるところもあるので助かりますよ。もやしは水をたっぷり入れて空気を抜いたジップロック袋に容れて冷蔵します。毎日必ず水を入れ替えれば1週間はシャキシャキのまま保存できますよ。もやしは炒めものならたいがいどんな料理にも合いますし、もやしと豚のこま切れ肉を酒蒸しにしたり、ツナマヨにあえてもGood。
にんにくとオリーブオイルで炒めてなんちゃってペペロンチーノにもなりますよ。

おからは卯の花に始まり、ハンバーグには定番ですよね。そしてマヨネーズと相性がいいのもおからの特徴です。ポテトサラダ感覚で美味しく食べられますよ。

もやし・おから・豚こまの節約レシピ!

ではもやし・おから・豚のこま切れ肉を使った代表的な節約レシピをご紹介します。

1.豚肉は塩コショウをして軽く小麦粉をつけます。
2.熱したフライパンに油を引いて、豚肉をおいて焦げるまで焼き、裏返します。
3.いったん豚肉を引き上げてからもやしをいれて軽く炒め、豚肉を再び入れて焼肉のたれをかけます。肉によく絡むので少しの量で構いません。
4.付け合せはおからのマヨネーズ和えです。調理したお肉を一切れとって置けば、翌日のお弁当用のおにぎりの具になって美味しいですよ。

このように濃い目の味付けをするとおかずの量は少しでもご飯が進むので、満腹感が得られます。また食事時間はゆっくりとって、少しずつよく噛んで食べるのと、家で水出ししたパックの麦茶をこまめに飲みながら食べるようにすればさらに満腹感が増します。

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【2013年4月16日 13時58分】

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