食材は冷凍保存!長持ちさせて食費を減らす【連載第34回】
わが家では生鮮食品を買う場合、スーパーの開店直後や閉店間際を狙って「半額」などの赤札特売品を買うことにしてます。
狙った対象があるかどうかはその日の運なので(笑)
メニューは仕入れた食材によって左右されることも多いのですが、やはり安上がりになります。でも、その日に使い切るのではなく、うまく冷凍保存すれば2週間くらいは美味しさを損なわないのでもっとお得になりますよ!
1)小分けにしてラップで包む
冷凍保存する際に、ついつい面倒がってスーパーのパックのまま冷凍してしまう人、多いですよね。でもそれだと空気も一緒に冷凍しちゃうことになるので劣化しやすいのです。それにかさばるので冷凍庫がすぐパンパンになって使いにくいですよ。
面倒でも小分けにしてラップで丁寧に包みます。ラップはそれこそ業務用の安いラップでも構いません。小分けに包んでからまとめてビニール袋に入れて、空気を抜いて冷凍しておけば大丈夫です。小分けの再に、1人前ずつの量を意識して分けておくと料理しやすいし、こま切れ肉なども伸ばして薄くすると解凍しやすいですよ。
ミンチ肉も薄くのばして包んでおけば自然解凍ですぐ戻るので、解凍する際にレンジでまだらに変色することも避けられます。固まり肉の場合は赤ワインなどお酒に漬けてからそのまま冷凍すると下ごしらえも兼ねられますし、お魚の切り身などは少しお酒を振りかけてからラップに包んで冷凍すると臭みも取れますよ。
2)野菜も冷凍保存できる
野菜は冷凍すると使えなくなると思ってる方が多いですが、これもやり方次第で多くの野菜を冷凍保存することが可能です。冷凍は必ずジップロックに入れてやることがコツです。
大根や人参は薄切りにして冷凍できますし、人参は細切りにして2分ほどレンジでチンしてから冷凍すると、解凍した後炒め物などにも使いやすくなります。キャベツは芯を取って、大き目のざく切りにして冷凍します。トマトもヘタと種をとってざく切りすれば保存可能です。
基本的に冷凍した野菜は解凍せず、凍ったままゆでたり煮物に入れると使いやすいですね。
3)惣菜も多めに作って冷凍保存
ひじき煮やきんぴらごぼうなど、ちょっとあるとうれしい惣菜は一度に多めに作って、すぐ食べる分以外はラップに小分けしたりお弁当のぷらカップなどを利用して冷凍保存しましょう。食べたい時にレンジで一分半くらい加熱すればすぐ食べられます。
ビーフシチューなども余ったら冷凍しておけば、オムライスのスペシャルデミグラスソースとして活用できますよ。上手く冷凍保存を活用することで食費の節約になりますので是非お試しください。
【2013年5月2日 11時08分】