【ネットを使った犯罪】もし、被害にあった時は?

SOS無断で貴方のパソコンに侵入し、
インターネットバンキングのログインIDやパスワードを盗み取って不正にお金を別口座に移し盗ってしまう…

スパイウェアによって盗まれた個人情報でこんな被害にあってしまった際は、どこへ相談したらいいのでしょうか。

都道府県警察本部の【サイバー犯罪相談窓口】

警視庁では2000年からサイバー犯罪対策課(設立当時はハイテク犯罪対策総合センターという名称)を設け、サイバー犯罪に関する相談を受付けています。

もちろん警察署への犯罪捜査も支援しているので、被害を受けた場合は03?3431?8109に電話で相談するか、警視庁のHPからメールでも相談・情報提供をすることができます。

また各都道府県警察本部でも、それぞれサイバー犯罪相談窓口を設けていますので、お住まいの都道府県警察に相談されても結構です。

「預金が減ったとか、まだ直接の被害そのものは受けていないけれど、気になることが…」という時は、取引先の金融機関に相談することをおすすめします。

多くの銀行でスパイウェア被害・キャッシュカード被害などに関するご相談窓口というのを設けていますので相談に乗ってくれます。

また、こうした窓口が設けられていなくても代表電話などから内容を伝えれば対応してくれるでしょう。そうすることで今後起こるかもしれない不正出金を未然に防ぐことも出来ます。

パソコンに【対策ソフト】を入れておくのは必須!

そしてスパイウェア被害を防ぐには、スパイウェア対応のソフトをパソコンに導入しておくことが必要です。トレンドマイクロ社やシマッテク社のスパイウェア対策ソフトが口コミ評価も高いので、一度検討されてみてはいかがでしょうか。

そしてスパイウェアの侵入を防ぐ基本的なこと、Windowsアップデートをまめに行ってセキュリティホールを修正し、ブラウザのセキュリティレベルも「低」であれば「中」に設定しなおしましょう。

そして「無料で便利だから」という理由で、信頼できないソフトウェアやファイルをむやみにダウンロードしないことです。多くのスパイウェアはこうしたサービスに見せかけた方法で、こっそりソフトに隠れ潜んで侵入してくるのです。広告のポップアップも注意しましょう。