住宅ローン

住宅ローンを借り入れる場合、その借入先は銀行、労働金庫、信用金庫、信用組合、農協、住宅金融公庫など実に様々です。金融機関によって金利や諸条件はまさに様々。諸経費だけでも借入先によって100万円ほども違ってくる場合があります。当然審査結果が違ってくる場合もあります。

住宅ローンを組む時に、多くの人が悩むのが、固定金利にするか、変動金利にするか?短期固定がお得?など、返済方法の選択ではないでしょうか。最近多いのが、今が金利の底なので、将来金利が上がるはず。今、金利が低い時に長期固定金利でローンを組むべき、という考え方です。

確かに住宅ローンに関しては、返済期間が長期に渡る場合が多いので、誰しも安心感が欲しいところではあります。しかし、金利の低い変動金利で返済しながら、繰り上げ返済のための資金を貯める、という方法も有意義です。金利だけを比較するのではなく、自分のライフスタイルを考えて返済計画を立てることが大切ですね。

日本の震災、原発の問題、ギリシャの債務問題などで、世界経済はまだまだ不安定な状況です。日本の住宅ローン金利についても、これ以上下がらないというところまできていると考えられます。一方、住宅販売会社においても、

値引き物件として沢山の戸建てやマンションを売り出しています。景気が停滞している時こそ、住宅の購入の好機であるとも言えますので、今後金利が上昇していくことも視野に入れ、きちんと住宅ローンについて考える必要があるでしょう。

最近の人気となっている住宅ローンの金融機関の多くは、インターネット専業のネットバンクと言われるところです。実店舗を持っていないぶん、人件費などの経費を抑えることで金利を安く提供しているのだそうです。住宅ローンを検討する時は、ホームページ上のシュミレーションを利用して、色々な銀行を比較検討するといいですよ。