振込手数料はもう払わない!銀行使い分け【連載第20回】

銀行使い分け給料日が近づいてくると、振込みでの支払日も近づいてきますね(笑)わざわざ銀行に支払いに行かれてますか?

年配の方は特に「ATMはよくわからない」と窓口に行って伝票記入してお金を払ったりしておられますが、手数料がかなりかかってしまいますよね。

支払う銀行がその銀行と同系列なら3万円未満で300円程度、3万円以上なら500円程度。これが他行宛の振込みとなるとさらに手数料は上がって、3万円未満で600円前後、3万円以上なら800円以上取られてしまうことも。

もったいないですよね?

ATMでカード振込みの場合は半分くらいで済みますが、振込みが多ければ多いほどもったいない度も上がっていきます。
実は、インターネットで振込みをすれば振込み手数料が無料になる銀行が増えているというのを、あなたはご存知でしたか?年配の方も「機械は苦手、パソコンでインターネットなんてとてもとても」と言わずに、頭と手の訓練を兼ねてこの節約方法にぜひチャレンジしてみるといいですよ。

楽天銀行や大和ネクスト銀行、住信SBIネット銀行といったインターネットをメインにしている銀行はさすがにこの制度が整っていて、基本的に振り込み手数料は無料となっています。
有料となる場合でも100円?300円程度と銀行窓口と比較して非常に安価なのでありがたいですね。
ここでいくつかの例を詳しく見て行きましょう。

ネット銀行なら、振込手数料が無料に!

大和ネクスト銀行の場合は本人名義の口座であれば自行でも他行でも振り込み手数料は無料です。ただし大和ネクスト銀行および大和証券以外の自分名義口座から振込みをする際には、その取り扱い金融機関所定の振込手数料がかかるのでご注意下さい。

住信SBIネット銀行は他行への振込みの場合は月3回まで振り込み手数料は無料、4回目からは1回150円となります。楽天銀行の場合は「ハッピープログラム」という優遇システムに登録(登録料無料)して、給与振込口座に指定すると他行への振込手数料が月3回まで無料になり、またその月に使わなかった振込み無料回数は2回まで次月に繰り越せるというサービスがあります。

また、振込手数料として楽天スーパーポイントが使えるので、楽天の通販をよく購入する人にとっては非常にお得なサービスですね。ただし楽天銀行は、自分の楽天銀行口座へ他の金融機関から振込をすると、その振込件数に応じて現金をプレゼントしてもらえる「ゴールドラッシュプログラム」というサービスがあるため、他行からの振り込み手数料無料サービスが「楽天銀行のみ除外」となっていることが多いのでご注意下さい。

あなたもこれらの特徴や特典をよく検討したうえで、インターネットバンキングを使いこなして手数料をお得にしませんか?

【2013年1月24日 15時51分】

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