家中をLED照明に変えて電気代節約!【連載第28回】

コラム28現在、家電量販店に当たり前のようにの置いてある「LED照明」。
丈夫で長持ち、消費電力も少ないので電気代節約出来てお得と言われていますが、その値段が結構高いので購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。

LED電球が普及することによって、今まで使っていた白熱電球が端の方に追いやられて、種類も減ってきていますよね。
そんな風に「LEDが当たり前」みたいになってきていますが、いままで数百円で購入していた電球が2千円とかになってしまうと、やっぱりなかなか手が出せないですよね…そんな方のために、LED照明とは何か、そしてどんなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

1)LEDとは何か…

LEDとはLight Emitting Diode=発光する半導体(ダイオード)の頭文字をとった言い方(書き方)で、ロウソク、電球、蛍光灯に続く「第4世代のあかり」と言われています。

2)LEDの特徴…

その1:寿命が長い
⇒ 一般的なLED照明は約4万時間持つと言われています。白熱電球と比べると20倍?40倍長持ちします。シャープが開発したLED照明では6万時間持つと言われているものもあります。

その2:消費電力が少なくて済む
⇒ 白熱電球に比較して消費電力は10%?20%程度で済みます。明るさはほとんど変りませんし、
照明器具によってはリモコンで自由に明るさの調節が可能です。

その3:照明器具のデザイン自由度が高まる
⇒ LEDの光源は小さいので、白熱電球や蛍光灯のように高原の大きさに縛られることなく、自由な設計・デザインができます。

その4:ほとんど熱くならない
⇒ 白熱電球や蛍光灯は点灯していると赤外線放出によって熱を発しますが、LED照明の場合は赤外線放出の割合がとても少ないので、ほとんど熱さを感じません。そのため、冷房を入れている時も照明の熱に阻害されることなく冷却効率がUPするので、夏場の空調にかかるコストも節約することが出来るのです。

3)LEDの気になるお値段…

このようにいいこと尽くしのようなLED照明ですが、気になるのはそのお値段です。
40w型の電球であれば、安いところでは100円くらいで買えたりもします。
でもLEDの場合は家電量販店で40w相当なら2,500円くらいします。

1日8時間使用して比較すると、
電球の場合は1ヶ月で200円弱の電気代がかかりましたが、LEDは50円弱で済みました。
電球は4ヶ月くらいで切れるので交換が必要でしたが、LEDは長持ちするのでまったく交換することなく使えますし、明るさも弱くなりません。1年半もすれば電気代と電球代を比較するとLEDのほうが得になるという結果が出ているのです。

店舗照明やオフィスではもっと長時間点灯していますし、また照明数も多いのでさらに早期に初期導入費用が回収できることになります。

白熱電球が買えなくなる前に、切り替えをしませんか?

また、経済産業省からは白熱電球の生産・販売を2012年末までに自主的にやめるようにとメーカーへ要請することが発表され、既にNECやパナソニックなどの大手メーカーでも生産を終了しています。
2013年3月現在でも、お店に行けばまだ白熱電球を購入することが可能ですが近い将来白熱電球を買いたくても買えなくなる可能性が高まっています。思い立ったら吉日ということで、早々にLED照明に切り替えてしまいましょう。

【2013年3月13日 17時10分】

このコラムを読んだあなたは、こちらもオススメ!