簡単にできる公共料金節約テクニック【連載第41回】

コラム41震災から2年が経ち、
当時ほど「節電、節電」と言われる機会が減りましたが、
今年の夏も「節電」を意識して、
電気代の節約を工夫している方も多くいらっしゃると思います。

ですが、
電気代をはじめとした
ガス代・水道代そして医療費といった
公共料金は固定費感覚でいる方は、意外に多いように思います。

そんな
「固定費だからしょうがない…」
と諦めていたあなたも、簡単にこれらを節約できるテクニックがあるんですよ。

ちょっとしたことで支払うお金が安くなったり、
帰ってきたりするのですから知っておいたほうが絶対お得です。

1)電気代は基本から見直す

自宅の契約アンペアの数値、いくらかご存知ですか?

10アンペアと20アンペアでは
倍くらい基本料金が違ってくるので、
自宅の電気使用量を一度見直して低く設定しなおしませんか。

ドライヤーと電子レンジとかは使う時間をずらすなどで十分対応は出来るのですから、
家族とも協力し合って節約してみましょう。

待機電力も減らす為にコンセントは抜きましょう。
もっとも抜いたり挿したりが甘くて発火事故の可能性もありますから、
スイッチつきのコンセントに切り替えるのもひとつの手です。

暖房も冷房同様に節約を意識しましょう。
厚めのカーテンをちゃんと閉めて冷気を入れないようにして、
エアコンの温風を扇風機で循環させて、低めの温度でも部屋全体を温められるようにします。

2)ガス・水道代を一番食う入浴はまとめて入る

一度沸かした湯が冷めないうちに
夫婦や親子3人くらいなら揃って入りましょう。
少ない湯でも複数が湯船に浸かれば肩まで温まることが出来ます。

かけ湯はシャワーでなく湯船の湯を手桶等で汲んでかけて使い、
残ったお湯は洗濯に無駄なく使います。

トイレの流す水も大でなく小ですむことも多いし、
流れにくいと思ったら小を長めにレバーを回すといいですよ。

そしてこうした公共料金の支払いは
振込み・口座引き落としよりクレジットカードがお得です。
ポイントで還元されますし、カードの種類によっては1%割引になることもありますよ。

3)医療費の節約テクニック

そして忘れがちな医療費ですが、
これも知っておくと便利な節約テクニックがありますよ。

初期診療は特定医療費(1,000円から万円近いところも)
を取られる大病院よりも診療所やそう大きくない病院のほうが安く済みます。

そして薬代も新薬ではなく
「ジェネリック医薬品」を希望したほうがずっと安くなるんです。

「新薬ではないから古い薬では」とカン違いしている人も意外に多いのですが、
ジェネリック医薬品とは後発薬で、
研究開発されて作られた新薬の特許が切れた後に、他の製薬会社が作ったもので、
効き目は同じでも研究開発費用が不要な為、値段が新薬の三割?八割も安く済むものです。

医者で処方箋をもらって薬局に行ったら
「ジェネリック医薬品でお願いします」というだけでぐっと薬代がお得になります。

公共料金の節約は
意外と簡単に出来るので、賢く節約していきましょう。

【2013年9月5日 12時56分】

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