給料が入った直後にやりたいお金管理テクニック【連載第39回】
給料日が来たらついつい気が大きくなって外食しに行ったり、
欲しかったものを次々買ってしまったり…
「お金が残ったら貯金しよう」と毎月思いながら、
給料日前には
残るどころか赤字になってるってこと、多くないですか?
お金を管理するにはお給料が入った直後!
このタイミングを逃してはいけません。
そして貯金も残ったら、
ではなく毎月いくら貯金するというのを決めないと貯まりませんよ。
それでは「お給料日直後のお金管理テクニック」をご紹介しましょう!
1)給料振込口座からすべて出す!
お給料がそのまま引き落とし口座になっている人が多いですが、
出し入れ自由な口座はお財布状態なので、歯止めが利かなくなるもとです。
インターネットバンキングの手数料無料や振込み予約システムを活用して、
貯金や固定費(家賃・駐車場代・電気代・ガス代・通信費・保険料など)は
別口座にどんどん移します。
できればその別口座は引き出す手数料が高めな銀行を選ぶといいですね。
もったいなくて出したくなくなります。
そして生活費等は現金で管理します。
2)現金をさらに小分けする
生活費として現金で手元に残しておくお金を、
食費・医療費・交際費・医療費・雑費などを封筒にわけて入れておきます。
これはいきなり分けるのは難しいでしょうから、
数ヶ月間家計簿をつけて
「?にはこれだけかかっていた」という金額を目安にすると失敗はありません。
3)衣料費・交際費・雑費は仕分けを意識!
衣料費は割り切ればまったくかからない月も出てきます。
新しい服というのはひと目を意識した場合必要になるので、
他人にどう思われようと構わなければ同じ服を何年着ていてもかまわないですし、
インナーなどは繕いがあっても家族以外に見せなければそれで済む話です。
もっとも成長する子供だけはサイズが合わなくなるので新調は必須ですが、
下着以外は古着をよく探すことで安く抑えられます。
交際費も大人数が集まる宴会などに絞って出席し、
一通り挨拶をして義理を立てたら、
そこから後は飲まなければならない人、
または一緒に飲みたい人のそばに座って楽しみましょう。
雑費に関しては
「今これは本当に必要なものか?今でなければ、またこれでなければ駄目なのか?」
を3回くらい検討するくせをつけましょう。
すると結構なくても困らなくて済んだものが多いことに気づきます。
4)食費はどこまでも節約!
加工食品や惣菜はまず買わないこと。
生鮮食品は半額または30%引きの赤札商品を。
冬など寒くなってきたら鍋物の機会を増やして、スープをたっぷりめに作ることです。
おかずとして食べて、うどんをいれて〆にして、雑炊として食べてと3度は食べることが出来ます。
それでも残れば水増しして味噌汁の出汁として使って、
おにぎりと一緒に食べればお昼ご飯になります。
カレーやシチューも具は少しで構いません。
また食費に関しては30日?31日で分けて、
一日の食材費を何百円?何千円に限定する方法もありますが、
達人はそれを35日など多めに設定するそうですよ。
そうすることでさらに節約できてお金が貯まるんだとか。
今まで「残ったお金を貯金する」という考えだったあなたは、
「給料日に仕訳する方法」にチャレンジしてみませんか?
【2013年8月20日 10時17分】